なんでこんなにおかねがないのか!

その疑問への回答たる荒々しい金遣いなどなどの雑記

20110311144618

 今日は3.11、東日本大震災の日です。
 朝からけっこうテレビを見ているのだけど、ぜんぜん震災のニュースやらんのよね。コロナ拡大防止で、慰霊のイベントが中止になっている影響だと思うのだけど、これでいい訳ないよな、と思います。

 一昨年の3月11日は日曜日で、当時身体を鍛えていた私はプールにいたのですが、帰りの更衣室で14:46を迎え、館内放送で黙祷しましょう、ということと時報が流れました。今考えると、それを流してくれたプールの運営さんもすごく立派ですよね。
 その放送が耳に届いた小学生くらいの女の子がおかあさんに
「どうしてもくとうするの?」
って聞いた。

「○○(娘さんの名前)が生まれる前にね、すごく大きな地震があって、地震の後の津波でたくさん人が亡くなったの。だからお祈りしようね」

 何か。
 極論であり、何て優しい答えだったんだろう。感心しちゃって、その親子が目を閉じるのを見届けてから、慌てて私も倣いました。

 

 毎年この日は、地震の当日を思い出します。
 会社にいたのですが、揺れがおさまってからは、海岸のある地方へ出張に行っている社員に連絡をとるのに必死だったなぁ…。あと、いつまでも揺れている感じがして、へんな感じだった。
 当時インコを飼っていたので、カゴが倒れて彼がケガをしていたらどうしよう?、と心配しながら帰宅したんですが、カゴも中の彼も無事で、ぜんぜん平気な顔で「どうしてそんなに慌ててるの?」みたいな顔で見上げてきたのを覚えています。

 あの頃は鳥もいたし、父もまだいたんだなぁ。