だから本読んだ方がいいよ

　根拠のないサラリーマン「あるある」。

　日本語書くのが下手なひとは、こっちが書いた日本語を理解することができない。

　極論というかエッセンスだけお伝えするならこういう言い方になると思います。

　私がいるこの業界の特徴でもありますが、圧倒的に理系の大卒が多いというのは事実です。ですが、理系文系は日本語の上手い下手には関係ないというのが私の持論です。むしろ論文で鍛えられた理系の方のほうが、下手な感覚派の文系よりよほどきれいな日本語を編んできます。

　じゃあ何が差になっているのか。

　読書経験です。
　これは根拠ではなく、あくまでも私の経験でしかないのですが、日本語書けないひとは間違いなく、これまでに本を読んできていない。自分より文章を書けるひとの文を読んで来ていない。――「自分より文章を書けるひとの」というのがまたポイントです。

　文章を読むなら今やネットにいくらでも落ちているじゃん、という話になってきます。ネットニュースや、ブログとかね。
　でもやはり、本は品質の点で、ネットに溢れるものより上だと判断します。出版社が金を出して物理で売ろうと思わせるだけの、それなりの品質のものが実際に本になっていると思うからです。

　と、熱弁ふるってみたりしますが、今の時代、本を読む時間がとれない、というのもわかります残念ながら。

　全然関係ありませんが、レイザーラモンRGさんの「あるある言いたい～♪」っていうネタ好きです。